[Review] ライカMマウント ヘリコイド付きアダプター (SHOTEN / Haoge) 使用レビュー

こんにちは。

今回はライカMマウント ヘリコイド付きアダプター (SHOTEN / Haoge) 使用レビューとなります。

 

目次

外観や購入した理由など

左 : SHOTEN / Leica M → Leica L マウント ヘリコイド付きアダプター

右 Hoage / Leica M → SONY E マウント ヘリコイド付きアダプター

 

SHOTEN(焦点工房)製のアダプターはヘリコイドのストッパーはありませんが

Haoge製のものにはストッパーがついております。

(価格はLマウントと言うこともあいますが、SHOTENの方が倍くらい高い)

 

このストッパーって一見地味ではありますが

あると大変助かるので、是非、アダプターを作ってる会社はマストで

付けて頂きたいなと思います。

 

繰り出した図。

 

そもそもヘリコイド付きアダプターとは??

簡単に書いてしまうと通常のマウントアダプターと違い

ヘリコイドで繰り出せる分、最短撮影距離を縮められるアダプターになります。

 

こんなものが何故必要かと言うと

Mマウントのレンズと言うのは基本寄れないんですね。

 

自分の所有しているフォクトレンダー 50mm F1.2などは

最短が70cmとかなので、まぁ寄れないです。

 

実際使ってみると、微妙にストレスを感じる程、寄れないです。

 

像の乱れを回避するためだとは思いますが

せめて50mmなら最短50cmとかだと嬉しいなと感じてしまいます。

 

・ Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 VM の使用レビュー

 

ただこの手のレンズは、そうゆう部分を求めるレンズでは無いと言うものありますが…

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ヘリコイド繰り出しの有無で実際にどうなるか?

1. 繰り出し無しの場合

まずはヘリコイドの繰り出し無しの状態。

 

被写体からの距離は最短の70cmになります。

(メジャーの位置は大体になっております。悪しからず)

 

ちなみに最短撮影距離についてですが、レンズ先端からと勘違いしてる方を

たまにお見受けしますが、センサー面からになります。

 

こちらが実際に撮影した画像。

ピント面はズームリングの35mm表記あたりです。

 

実際の撮影の場合、このくらいの大きさのものなら

もう一歩寄りたいと思うのではいでしょうか。

 

2. 繰り出し有りの場合

ヘリコイドの繰り出し有りの状態。

 

MAXに繰り出した状態で約35.5cmまで縮められます。

50mm F1.2 の元々の最短が70cmなので約半分まで持ってこれることになりますね。

 

実際に撮影した画像。(ノートリミング)

大分寄れましたね。

 

構図無視してここまで寄って撮ることは

実務的な部分ではないかと思いますが

 

ヘリコイド付きで、どこまで寄れるのかと言う部分に関して

ご理解頂ければと言う感じです。

 

注意点として挙げるとすれば

無理に寄っているので、ある程度、像の乱れが起きると言う部分と

 

繰り出してる状態ではマクロ域のレンズとなり

無限遠が出なくなるので

 

全景とかを撮影する場合は、繰り出しを元に戻す必要があります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ミラーレス全盛の時代となり、仕事でもプライベートでも

MFレンズを使う方が増えてきたのではないでしょうか。

 

実際、ピーキングでも倍率表示でも、かなり扱い易くなっているので

この手の商品が出てくるのも分かるなと言う印象ですし

 

自分もMレンズを仕事で使うようになってから

微妙に繰り出して、最短を稼ぐと言うのは

良く行っております。

(画質の劣化があまり出ない範囲で)

 

どうしてもヘリコイド付きのアダプターの方が

多少値は張ってしまうので、最初、購入を躊躇ったのですが

 

それだけの価値はあるなと感じております。

 

この手のものはメーカーを問わなければ

色々と出ておりますので、自分にあったものを探すのも楽しいかもしれませんね。

 

それではまた

 


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