[雑記] 値上げによる顧客離れをどう捉えるか。

※ こちらの記事はnoteにて公開していたものを加筆、修正したものになります。

目次

いきなり結論ですが、それで良いと思っている。

身も蓋もない話で恐縮ですが、値上げして
顧客が離れていってしまうなら、それで良いと思っています。

何もこれは決して自暴自棄的なことで言っているのではなく
自分自身のスケールの上げる、または会社のスケールを上げるために
必要なことだと思っているからです。

10年前から継続して取引を頂いているのは数社のみ。

法人にして2年目。個人事業の頃からと考えると12,3年経過しましたが
この10年で継続して取引をしてくださってるのは数社のみとなってます。

これは取引会社が減っていると言う話ではなく

駆け出し期から今に至るまで
こちらの成長度合いによって取引額を毎年考慮してくれ

良い取引をして頂けてる会社と言う意味になります。

当たり前ですが、10年前と今とでは
こちらの技量も違いますので、撮影料も違ってきます。

つまりこちらの成長度合いによって
取引する会社さんは変わっていくのが世の常と言う話です。

「何かもうお腹いっぱいだな」と感じたらそれはやるべき仕事ではない。

仕事のジャンル、取引先、全てのことに言える部分となりますが

「何かもうお腹いっぱいだな」

と感じる仕事に関しては、そこが辞め時なのだと思っています。

その仕事を続けていれば幾らかの売上は上がるでしょうが
多分、発展も成長もない。

前向きに取り組める仕事は、自然と工夫が入りますが
「もういいか」と感じてる仕事には隙が生まれてしまいます。

またこの隙と言う部分は、怠けに置き換えることが
出来るとも思います。

何故かと言えば、「もういいか」と感じてる仕事は
今のあなたにとって、手を抜いてでも出来てしまう仕事でもあるからです。

多少のリスクは取っても今の自分には難しい仕事に挑戦した方が良い。

これはシンプルにその方が楽しいから。

あとは難しいと言うことは、今の自分にとっては未知の範囲でもあり
それは現場でしか学べないことが多く

正直、現場で失敗しないと覚えていけない、学んでいけないからに
なります。

もちろん失敗をして先方様に迷惑を掛けてしまうのは
良くありませんが、それでも致命傷にならないリスクなら

積極的に取っていく方が良いと思っています。

値上げで離れていってしまったお客様にも感謝を。

弊社は法人化したことにより
最低金額の値上げをしましたので

個人事業の頃と比べると多少、費用が高くついてしまいます。

ですが、法人化前から取引頂いていたお客様には
気持ちばかりの値引き額を提示してお見積もりを出しますが

大抵、そこで返事は返ってこなくなります。

つまり取引終了となるわけですが
それで良いと思っております。

理由は先述した部分にも通じますが

つまりのとこ、今の自分がやりにいく仕事ではないということ。

仕事のスケールを上げる、取引先のスケールを上げる。

もちろんこれが全てではありませんが
自分だけでなく、スタッフを使い、チームでやっていく案件が増えてくると

言葉は悪いですが、スタッフのためにも
安い案件は請けてられなくなります。

これは弊社が労働集約型になってしまっているのも
一つの原因ではありますが

両者が合意出来る内容、金額で良い関係で
お仕事をさせて頂きたいと言うのが一番にあります。

長くなってきてしまいましたので
今回はこのくらいで終わりにしたいと思います。

ここまでお読み頂き有り難う御座いました。
またお会いしましょう。


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