こんにちは。
今回は Capture One の現像についてになりますので
マニアックと言いますか、少しニッチな記事になります。
※ Lightroomユーザーではなく、100% CaptureOneユーザーの視点での記事となります。
SONY α6700 Rawデータが未だにCapture One 22/23にて未対応(2024年1月現在)
SONY α6700 がリリースされてから半年程、経過いたしましたが
Capture One 22 , 23 において未だにRawデータの読み込みが出来ない状態にあります。
Lightroom ユーザーの場合は Camera Raw が更新されれば
そのまま反映され読み込みが可能になりますが
Capture One は残念ながらそうは行かないんですね。
カメラが更新される度にいつもそこが悩ましい
2年程前までα7III / α7RIIIをメインで使用しておりましたが
仕事柄、α9系の方が合うため徐々に
α9/α9II の体制に移行していきました。
その際もα9IIのデータが当時のCaptureOne11では読めなかったため
今使用してる22まで一気にアップグレードいたしました。
α6700は世代としてはα9II以降のカメラではありますが
α1がCaptureOne22では読めているので
てっきり大丈夫なものだと思い購入いたしましたが
まさかの未対応と言う現実に結構焦りました。
Lightroom では読めるが…
普通にLightroomでは問題なく読めますし
問題なく使えているんです。
ですので、仕事上問題は全くありません。
ただ。ただ単純に自分の好き嫌いの問題で
Lightroomは何年使っても全く好きになれないんです。
ショートカットが任意に指定出来ないとことか
セレクトと現像でウィンドウ切り替えるとことか、UIがそもそも嫌いとか etc…
きっと逆の人はCaptureOneなんて使いにくいと言う人も居ると思います。
これは単純に相性の問題でしかないので
正直、自分は克服しようとすらしてません。
※ Capture One は「現像データが硬い」と表現されることが多いですし
実際にLightroom より硬調だとも思います。
ただ自分の仕事柄、お硬い仕事が多いので
そうゆう面でもCapture Oneの方があっているんですね。
DNGに変換すれば可能なんじゃないか?
正直、カメラメーカー毎にRawを分けるのではなくて
オープンソースであるDNGに統一してくれれば、それで済む話だとも思いますが…
「 Lightroomで読み込みが可能なら、DNG変換すれば実はCaptureOneでも可能なんじゃないか?」
実際、α6700のデータをLightroomで編集中に、あまりにも作業がしにくいので
一気にDNGに書き出すと言う暴挙をしてしまいました。
ですが、それが功を奏したのか、思惑通り、CaptureOneでも読み込みが可能となりましたので
その方法をまとめておこうと思います。
※前置きが長くなり申し訳ありません。
DNGに変換してCaptureOneで読み込む方法
1.Lightroom に読み込む
2.CaptureOneで現像したいファイルを選択、DNGデータで書き出す
3.変換したDNGをCapture Oneで読み込む
注意点
1.プロファイルを選択
α6700のプロファイルはないため(合ったらそもそも読めてる)
全機種(α6600)のプロファイルを当てて使用しています。
※ 任意で選べますので、お好きなもので良いと思います。
2.カーブを選択
DNGスタンダード選択。
こちらも任意のものでも大丈夫です。
自分は普通のデータが欲しいのでDNGスタンダードにしております。
※ レンズプロファイルは事前にLightroomで割り当てられてると思いますが
DNG変換される前に一度確認されることをおすすめいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事は必要無い方には全く無意味な記事でありますが
自分と同じタイプの人間には多分、多少なりとも役に立ったのではないかと思われます。
自分自身がLightroom嫌いなせいか、何故か周りのカメラマンさん達も
Capture One 派の人間が多く、今回のことを話したら
「そんなこと出来るんだ!でもDNGだからそりゃそうか!」
と大半の方が言っておりました。
本当そりゃそうかの部分でしかないのですが
ただただ一手間増えてるだけですので
1日も早く普通に使えるようにして頂きたいなと思います。
ここまでお読み頂き有り難う御座いました。
それではまた
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