こんにちは。カメラマンのナガサカです。
SONYのプロサポート経由で
FE100-400をお借りすることが出来たので今回はその使用感などを紹介しようと思います。
SONY FE100 – 400 のスペックレンズ構成:16群22枚
MTF曲線
最短撮影距離:0.98m
最大撮影倍率:0.12-0.35倍
焦点距離イメージ:150-600mm
フィルター径:77mm
質量:約1,395g(三脚座除く)
この画像の通り、MTF曲線とても優秀です。
一週間程、メーカーからレンタルしておりまして
撮影内容としては講演会、企業イベント、舞台などの撮影で使わせて頂きました。
(ちょうどレンタルした週に、良い撮影があって良かった)
本来ならサンプルの写真を沢山アップしたいとこなのですが
著作権など諸々、大人の事情により出来ないので
使ってみた所感を書かせて頂こうと思います。
ボディはa7Riiをメインに使用。
a7iii/a9等と比べると
ボディ側のAFは劣る機種になりますが
講演会、舞台の撮影の際、バシッと気持ち良いくらいきてくれました。
そしてAF速度の十分過ぎるくらい良いです。
これは言わずもがなだと思います。
と言うよりGMだし、値段が値段だし低かったら怒ります 笑
撮影後にPCで見た時に再度、ハッとすると言いますか
「GM凄いなー!」と思わず口に出てしまいました。
クリアで、コントラストが程良く、シャープなレンズです。
ミラーレスシステムとしては重量級になりますが
フルサイズ 100-400mm と言うレンジを考えると
軽量だと思います。ただ大きいレンズと小さいボディと言うのは
若干バランスが悪く、特に縦位置の時のホールド感が悪いので
自分の場合、縦グリップを付けて撮影してました。
ミラーレスシステムで縦グリップを付けると
あまり小型化の意味が無いように感じますが
有無だとやっぱ有りの方が、絶対的な安定感があります。
公表何段と言うのが不明なので分かりませんが
体感的に3.5-4.5段程度の補正が効いてるんじゃないかと思いました。
舞台撮影時の露出データをここに書いておきますと
絞りF5.6 , シャッター速度 1/80 , ISO1600
これで難なく撮れてました。
ただ1/80だと被写体ブレがシーンによってはあると思いますので
参考程度に。
この赤枠の部分になります。
どうゆう機能かと言いますと
ズームリングの固さの調整リングになります。
SMOOTH / TIGHT とあり
SMOOTH側だと文字通り、とてもスムーズなのですが
レンズを下に向けると勝手に伸びてしまいます。
TIGHT側だと伸びませんが、非常にズームリングは重くなります。
これはこれで良い機構なんだと思いますが
どちらかと言うと、ロックボタンでの対応の方が嬉しかったなと。
この部分だけ使いにくく感じました。
FUJIFILM 100 – 400 との比較画像になります。
若干FUJIFILMの方がフードが長いですかね。
ただ手に持った感じとかは
ほぼ変わらないです。
うーん。悩ましいですね 笑
今の段階ではと言うことになりますが
多分、購入はしません。
理由としましては
すでに FUJIFILM の超望遠(100-400)を所有しており
このレンズがとても良いからと言うのがあります。
あと自分の撮影的に600mmまでがマストで必要で
FUJIFILMはAPS-C機なので35mm換算150-600となり
かなり使い勝手が良いレンジになっているから。
(SONYもクロップ or a6500等のAPS-C機を使えば同じです)
当初、FUJIFILMの機材をすべて売却して
FE100-400の購入資金に当てようと考えていました。
ですが、ふとしたことから
またFUJIFILMを良く使うようになり
SONYと混ぜて使うことを考え
コントラストを詰め気味の設定で使っていると
物凄く良いのですね。
コントラストを詰めてるので硬調側に触れるのですが
FUJIFILM らしい軟調具合が良い按配で残り
また FUJIFILM の100-400 は色乗りが他のレンズより
良いので、言葉では表現しにくいのですが
物凄い良い画に仕上がります 笑
これはこれで別記事にしますね。
SONY FE 100 – 400 ですが
超望遠を持っていなく、
尚且つ400mm or クロップ 600mm までが
必要な人は若干値は張ってしまいますがマストで買いのレンズだと思います。
自分も FUJIFILM100-400 を持っていなければ
確実に買っていたなと。
画はGMなので、文句は無いですし
使ってみると素直に「スゲー」となるレンズです。
いつかは欲しいレンズの部類になりますが
出張用に軽量の 70-300 のGレンズも良さそうだなと思っているので
もしかしたらそちらを購入してる可能性は高そうです。
それではまた