こんにちは。
今回はSENNHEISER のショットガンマイク MKE400-2 のレビューとなります。
一眼(ミラーレス)動画の需要は年々高まっている
これはタイトルの通りでして、一眼(ミラーレス)動画の需要は年々高まっております。
私自身、クライアントワークはスチールに比重を置いている人間ですが
それでも依頼が来ることがあり、出来るものは対応させて頂いております。
配信の撮影(動画)などをしていたこともあり、収録となると
XDCAMのPXWZ280とか190あたりを使う方が、楽ではありますが
長尺じゃないものや、イメージ系の場合ですとフルフレーム(APS-C)の映像の方が喜ばれる事が多い印象です。
SONY XLR-K2M を使用しているが…
ライン収録が必要な場合などに重宝するので使用していますが、
一眼系の撮影ですと、音は編集で乗せる事が多く
そもそもXLRの必要性が少ないなって言う撮影が多いのが実情。
音はもちろん良いのですが
車で例えるなら、軽自動車で済むところを、わざわざ外車に乗ってきてる感じがあり
もう少し取り回しの良いガンマイクを買いたいと感じておりました。
ホットシューは空けておきたい
こちらは SONY XLR-K2M を装着してる図になりますが
画像の通り、ホットシューに装着するタイプになります。
ですが、個人的にホットシューは空けておきたいと思っております。
理由としては、この画像で分かる通り、ワイヤレスマイクのレシーバーを装着しておきたいからです。
これは良くも悪くもワンオペの弊害と言えますが
あるシーンは環境音込みでガンマイクで拾って収録。
次はインタビューになるので、ピンマイクで収録。
しかもそれを短時間で切り替え。
みたいなことが、普通にあります。
ですので、先程の SONY XLR-K2M でのオペレーションですと
少々手間どってしまい先方を待たせてしまうんですね。
そのため、MKE400-2をアームで付けておいて
ワイヤレスのレシーバーをホットシューに装着し
どちらでもすぐに対応出来る様にしたく
今回、MKE400-2 を導入いたしました。
内容物など
・マイク本体
・スマホ用のケーブル
・カメラ用のケーブル
・ウィンドジャマー
・保護袋
となっております。
右側にはモニター用のジャックとボリュームボタン(モニター用であり、Recレベル調整ではありません)
左側には入力レベルの切り替え、ローカットのオン/オフが付いております。
バッテリー式になっており、背面から交換する仕様になっております。
リグを組んでアームに装着して使う事が多いですが
通常時は下記の様にジャマーを付けて撮影しております。
SENNHEISER MKE400-2 | SONY XLR-K2M 環境音での音質比較
※ 00:12 の咳払いですが、これは私ではなく、通行人の方がしたものになります。
まとめ
いかがでしょうか。
SONY XLR-K2M と比べると少し芯がない印象を受けますが
値段差と性能差を考えると、想像通りと言う印象を受けます。
MKE400-2 は2万程度で購入出来るショットガンマイクになりますので
むしろ値段を考えると、素晴らしいんじゃないかと個人的には感じております。
ガンマイク一本で次々に収録していく撮影の場合やライン収録を行う場合は
SONY XLR-K2M で行った方が良いかと思いますが
先述したように、一部はガンで一部はピンで収録みたいのを
クイックに行う場合は MKE400-2 の方がオペレーションは格段に行いやすい印象です。
そして音質も必要十分だと感じております。
今後、上記の様なレコーダーを使った撮影なども行ってみたいですが
現状、近しいことするならDR40Xなどの導入もありかなと考えております。
ショットガンマイクの代わりのDR40Xを使用して
ピンマイクのアウトからキャノンに変換してレックと音量調整して
ラインアウトからカメラに。
これだとレシーバーのオンオフのみで、簡単にオペレーション出来そうな気もしますが
間に色々噛ませていくと劣化していくので、どうなんでしょう。
あと、リサーチ不足で申し訳ないのですが、ピンとガンと音声パラ録りが
出来そうな気がするのですが、こちらもどうなんでしょう。
DR40Xで上記のことが出来るとかなり助かるなと個人的に感じています。
(TC機能が無いのでリップは手動で合わせることになりますが…)
ここら辺は実際に試してみないと分かりませんね。
それではまた
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