[Review] 人生初のライカ! Leica CL は5年前のカメラでも素晴らしかった!

こんにちは。

今回は Leica CL のレビューとなります。

目次

簡単なスペックから

撮像素子 : APS-C

総画素数 : 2496万画素 / 有効画素数 2424万画素

記録画素数 : DNG:6016×4014画素(2400万画素) JPEG:6000×4000画素(2400万画素)

記録形式/圧縮率 : DNG、JPG、DNG+JPG

動画の記録形式 : MP4

動画撮影可能時間 :  最大29分(撮影場所の気温やカメラ本体の温度により異なる)

プロセッサ : MAESTRO II Generation

質量 : 403g(バッテリー含む)/  約353g(バッテリー含まず)

-Leica CL 製品ページより引用-

より詳しいスペックを見たい方は下記よりご確認ください。

https://leica-camera.com/ja-JP/photography/cameras/cl-tl/cl-black/tezhang

何故今、ライカなのか?

これは購入した理由ともなりますが、何故今、ライカなのか?

しかもAPS-C。しかも5年前のカメラ。

 

後程、ツラツラと書いていこうと思いますので

こちらでは箇条書きに簡単にまとめさせて頂きますが

 

・Leica を知っておきたかった。

・使ってみたかったけど、いきなりMシリーズは高すぎる。

・普段はフルサイズですが APS-C は何だかんだ一台持っておきたい。

・SONYの画に少し疲れてる部分もある。

・仕事と離れた場で撮るカメラとしての最適解を探していた。

 

こんな具合になるかと思います。

またここら辺は後程記述いたします。

まずは実写編から

※ 使用レンズは全て Contax Planar 50mm F1.7 MMJ になります。

Leica に Planar つけるなんてけしからん!と思う方や

「ふっ」となる方や様々な方がいらっしゃると思いますが

 

理由は単純で、「予算が足りずレンズまで購入出来なかった!」につきます。笑

ただヤシコンのレンズは大好きなので、どの道こうなっていたと思うので

個人的には大いに良しとなってます。

 

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Leica を語るには Leica を知らなすぎる

Leica を語れる程、Leica を知っていない。

もちろん Leica そのものは知ってます。

 

ただ語れる程使い込んでなく

語れる程、まだ手に肌に馴染んでいない。

 

そしてフルフレーム(フルサイズ)のMもしくはSLシリーズを

使うようになってからでないと

 

Leica とちょっと離れた解釈をしてしまいそうな気させしています。

 

つまり何を言いたいかと言うと

 

DNGファイルをCapture oneに取り込んでまず思ったのが

 

・Nikon / Canon / SONY などと違い、Rawデータに癖がなく、かなり扱いやすい。

・シャドー部の階調が素晴らしい。→シャドー部の情報量の多さと言うことになります。→自然と半段アンダーくらいで撮りたくなる。

・白のグラデーションが豊か。

・現像で彩度の乗せる必要はほぼ無い。と言うより乗せなくて良い。

これは濃度の話になるかと思うのですが、コクがあると言えば分かりやすいでしょうか。

SONYなどの場合は、ほぼ最終調整で彩度を乗せる(足す)ことになるのですが

Leica の場合は、そうゆう小手先のことはしなくて良いと言う感じになります。

 

現段階で言葉にすると”この程度”になりますが

自分は”この程度”に凄い感動を覚えました。

スペック/操作性/機能性で言えば現代のカメラには全く勝てない

勝てないと言うかベクトルが全く違う。がある意味正解かと思います。

 

自分は写真家でもなくフォトグラファーでもなくカメラマンなので

(便宜上フォトグラファーと言ったり書いたりすることもありますが…)

 

機材を導入する時に考えるのは

まずコスパになります。

 

つまり、ある程度の値段を出して買う以上、ある程度の機能性とリターンは要求するということです。

 

メインで使ってるSONYα9IIなどは分かりやすいカメラで

出てくる画の画質差は、先代のα9などと殆ど差がありません。

(正直、セレクト/現像してる時でさえ、ファイル名を見ないとどっちで撮ったかなんて分からないレベルです)

 

ただ無線テザーが可能になっていたり、トータルのスピード向上であったり

現場においての操作性の向上など

 

目に見えていない付加価値の差が、価格差となって現れているなと感じており

そこに値段を出してる部分もあります。

 

ですが一方、今回導入したLeica CLの場合

・テザー撮影出来ない。

・外部入力など一切なし。

・Leica Fotos(アプリ)はあるが、他社と比べる繋がりも若干不安定だし、出来ることも少ない。

・ボディ内手ブレ補正なし。

・ファインダーは凄い綺麗。とは言え他社フラッグシップ機と比べると格別と言うわけではない。

 

5年前のカメラということを考慮しても

純粋にスペックだけで見ると、他社に完敗と言いますか

悪い良い方をしてしまうとスペックはゴミレベルと言っても過言ではないかもしれません。。。

では何故購入した?

これは先述した部分にもなりますが

まず “Leicaを知ってみたい”と言うのが一番に来ます。

 

そして自分が気になり出してから

Leica を導入した人、マウント替えした人が結構いました。

 

その中でも実際、自分がCLの購入前に少しデータを

触らしてもらったのがQ2とSLだったのですが

 

素直に「すっげ」の一言でした。

 

つまり魅了されてしまったんですね。

 

ただ価格が高い割には機能が少ない。

(ブランド料が乗りすぎてる感も正直否めない)

 

でもある程度の金額を出しても

Leicaを知っておく価値はあるなと思いました。

 

そしてライカ使いの人が口を揃えて言うのが

「ライカなら追わなくて良いんだよね」

 

と言うこと。

 

これは確かにと。

 

Nikon / Canon / SONY とここら辺は常に常に

新機種が出てきますし、正直2世代くらい前のカメラを使っていると

 

若干周りの目も気にしなければならない。

 

でもライカの場合、M8もM9もM10(M10R,M10P)も

個性が違うので

 

「それが好きで使っている」になります。

 

ですので、高い買い物に思えてしまう部分もありますが

長い目で見れば、”良き相棒” を手に入れたくらいになるんだと思います。

(現実的な部分も言えばリセールバリューも関係してます)

 

そんな具合で、まずはCLから入ってみようと思った次第になります。

※ APS-C の Leica CL / TL2 センサーは同じですが

個性が大分違うカメラになりますので

ここら辺も善悪二元論と言うより、違い/個性なのだと思います。

いつかは Leica M シリーズ

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自分の仕事内容から考えると、Mシリーズを導入しても

あまり使い道はなさそうなのですが

 

導入するならいつかはMシリーズと思っています。

 

確かにSLの方が一般的に使えるカメラですが

正直、そっち方面はSONYで十分です。

 

自分の場合、高画素機系ではなく

 

ノーマルのM10、もしくはM10P/M typ240 あたりが

合うだろうなと思っています。

 

CLで使うレンズに関してもLマウントで揃えていくと言うより

 

・15mm or 10mm

・35mm

・50mm

・90mm

 

ここら辺をMマウントレンズ+マウントアダプターで

揃えていこうと思っているので

 

やはり”いつかはLeica M”になりそうですね。

 

デジタルの場合は”常に最新”になりがちですが

そうゆう面から良い意味で解脱したカメラを所有し

 

使い込んでいくと言うのも

また良いものなのだろうなと思ったりもします。

 

多分、Leica CL とは長い付き合いになりそうなので

また書いていこうと思います。

 

それではまた

 


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