こんにちは。
今回はLeica CL用に購入しました
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary (L Mount) 使用レビューとなります。
まずは外観と主な仕様から
18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
焦点距離 : 18 – 50mm (フルサイズ換算 27 – 75mm)
最短撮影距離 : 12.1(w)cm
重量 : 290g(Eマウント,Lマウント共通)
フィルターサイズ : 55mm
-SIGMA製品ページより引用-
https://www.sigma-global.com/jp/lenses/c021_18_50_28/
SONY FE55mm F1.8 との比較。
SONY 55mm F1.8 : 281g
SIGMA 18-50mm F2.8 : 290g
となりますので、大きさも重さもほぼ同じくらいになります。
Leica CL につけた図。
・[Review] Voigtlander NOKTON 50mm F1.2 VM 使用レビュー
NOKTON 50mm F1.2 を付けた時ほどのかっこよさは
ありませんが、これはこれで良きです。
購入した理由など
これは単純に Leica CL 用の標準ズームを一本持っておきたかったからになります。
出張時の景観撮影などで、Leica CL を使う機会が増えていたのですが
現状持っているレンズは50mm一本(APSの場合75mm)になってしまうので
ワイド側の補完と、何だかんだ持っていた方が便利なので
導入いたしました。
一応 Leica 純正でも標準ズームはありますが
正直、スペックの割に価格が死ぬほど高いと言いますか
3.5-5.6の言わばキットレンズに20万です。(中古で10万)
うーん。
F2.8なら百歩譲っても理解できますが
3.5-5.6でこれは無いわと。
このレンズでガッツリ仕事出来るならあれですが
「とりあえず」で購入するレンズにしては高すぎなので
SIGMA 18-50mm F2.8 を購入致しました。
簡単な実写編
POV STREET PHOTOGRAPHY|SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary|Leica CL|Koenji TOKYO JAPAN|Part-01
POV STREET PHOTOGRAPHY|SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary|Leica CL|Koenji TOKYO JAPAN|Part-02
簡単な所感とまとめ
まず大前提として、値段の割にはかなり良いのではないでしょうか。
F2.8通しのレンズなのに手の平に収まるサイズ感。
おまけに重量は300gを切ってる小型軽量モデル。
APS-Cと言うセンサーサイズも相まってか
SIGMAらしい、ガリっとさもありますし
撮る対象として草木などの自然ではなく
コンクリとかビルとか鉱物系を撮りたくなるレンズ。
(SIGMAの場合、全体的にそうなのですが)
もちろん問題がないわけではなく
個人的に気になった部分をあげると下記になります。
・ブレ補正がない
・AF/MF切り替えスイッチがない
・ワイド側とテレ側で最短撮影距離が異なる
・18mmでの樽型、50mm でも糸巻きの歪みは悪い意味で中々目立つ
完璧なレンズなどはないので致し方ない部分はありますが
一番気になったのは湾曲収差であります。
これはまだプロファイルが公表されてないようなので
あれですが、一刻も早く出して頂きたいなと思っております。
(当方の現像環境としてCapture One 22になります。LRは使用してないので確かめておりません)
※手動での補正は可能です。
今回アップしてる写真は仕事と関係なく、プライベートのものになるので
特に修正は行なっておりません。
とは言え、街スナップや旅行での使い勝手の良さ。
出張時のサブカメラ(LeicaCLとの組み合わせ)としての必要充分感。
レンズ解像度の申し分のなさ。
個人的に気になったと書いた部分も
コストカットと割り切った上でのコスパの良さ。
などトータルで考えると
APS-Cユーザーでしたら「買い」のレンズなのではないかなと思います。
特にLeica CL / TL ユーザーの人は
専用レンズと言う面で選択肢がかなり狭まるので
このレンズは大分お勧め出来ると思います。
(あと可能なら10-24mmくらいの広角も作ってくれたら嬉しいが
CLもTLも今後ディスコンっぽいので望みは薄いのかな…)
SIGMA製のLマウントレンズはきっと今後も
買い足していくと思いますので
また都度都度、記事にしていければと思います。
それではまた
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