[Review] Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF 使用レビュー

こんにちは。

今回は APS-C 用の魚眼レンズ Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF のレビューとなります。

目次

外観など

SONY E 10-20mm F4 との比較画像。

大きさに関してはさほど変わりませんが

Tokina fisheye F2.8 / 280g

SONY E 10-20mm F4 / 178g

と重さは約100g程度の違いがあります。

カメラ(SONY α6700)に取り付けた図。

小ぶりで扱いやすいレンズとなっております。

※ フルサイズで使う場合フードをはずせば全周魚眼(風)としても使用可能です。

購入した理由

これはシンプルに魚眼がクライアントワークで

必要になったからと言うのが第一になります。

 

ただその際に大変悩んだのがフルサイズで考えると

あまり選択肢がないと言う部分。

以前、28mmを使用していたのでこちらのコンバーターで対応してましたが

撮影時に大分、前重になるのと、これだけでレンズ1本分のスペースをとるため

あまり使用しなくなり、売却してしまいました。

 

あとα6700(APS-C)を同タイミングで導入いたしましたので

魚眼や15mm以下の広角、またマクロなど

通常撮影でそこまで使用しない及び、ボケ量より被写界深度が欲しいレンズ達は

APS-Cのシステムに移行しても良いかなと思ってもおりましたので

 

今回、こちらのレンズを導入致しました。

実写サンプル

色乗りは良いレンズだが逆光耐性は少々弱い

結構意地悪な撮り方をしてる部分もありますが

逆光耐性が強いレンズではありません。

 

ただ魚眼(出目金レンズ)ですので、特性上致し方ない部分もありますが

このあたりは撮影者及びクライアントワークの場合、先方が

どこまで許容出来るかの部分になるかと思われます。

 

自分の場合は正直、全然有りのレベルです。

四隅の解像度を求める場合はF4スタートで考えたほうが無難

1枚目の写真が F2.8 で2枚目の写真が F4 で撮影したものになります。

このサイズ感では分かりにくいかと思いますので

赤枠部分を拡大したものを貼らせて頂きます。

こちらは F2.8 で撮影したもの。

こちらは F4 で撮影したものになります。

 

撮影シーンや状況にもよりますが

何かひとつに寄って撮影する場合はF2.8でも良いと思いますが

 

全景やイベント撮影などのスパイス的に使う場合で

四隅まで解像度が必要な場合はF4スタートで考えておいた方が良いレンズかと思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

こちらのレンズですが、一言で言いますと

大変コスパの良いレンズになるかと思います。

 

新品価格では4,5万程度かと思いますが

中古価格では2,3万程度なので

 

この価格帯で魚眼を入手出来るなら全然有りのレンズだと思います。

 

中華レンズで似たスペックの物も多く出ていますが

一応、日本メーカーのケンコー・トキナーが安心かなとも思いますしね。

(中華製のカメラエクイップメントは多く使用してますが…)

 

ただ懸念点として

 

・MFであること(Exifに撮影データが残らないことも含め)

・イメージサークルがAPS-Cであること

・かぶせ式のフロントキャップが非常に外れやすい

・絞りリングがクリック式でない部分(ここは好き嫌い分かれるかもしれません)

 

などが挙げられるかと思います。

 

自分自身は上記の懸念点はそこまで気にならない部分でありますし

魚眼レンズを仕事で使う頻度って年に2,3回程度のものですので

 

価格と性能と使用頻度を考えると

非常にコスパが取れ、品質的にも納品出来うるデータが作れるレンズなので

 

必要な方は全然購入して良いのではないかと思われます。

それこそ高画素機でAPS-Cモードでの使用でも全然ありですしね。

 

魚眼の購入を考えていらっしゃる方は

候補に挙げてみても良いかと思います。

 

ここまでお読み頂きありがとうございました。

それではまた

created by Rinker
ソニー(SONY)
¥195,364 (2024/04/27 06:20:11時点 Amazon調べ-詳細)

コメント

コメントする

目次