[Review] SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary 動画目線でのレビュー。

こんにちは。

今回は SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary の動画目線でのレビューとなります。

目次

レンズ外観などから

APS-C用の同クラスレンズとの比較。

18-50mm F2.8 がそもそも大分軽くコンパクトですが

28mmスタートとは言え、フルサイズでこのサイズ感ですから

結構頑張ってるレンズと言う印象です。

 

また重量も470g となっており

所謂、大三元と言われるレンズ類の中ではかなり軽いレンズになるかと思います。

カメラに装着してみました。

このレンズは主に動画用途で導入しましたので

リグを組んでるSONYα7RIIIでの使用が主となります。

購入した理由など

先述の通り、動画用になりますが

一番の理由としてレンズ自体の軽さ、そしてズームリングの向きになります。

 

時計回りでワイド、半時計周りでテレとなるのですが

実はこの向きがXDCAMのZ190/Z280と同じ向きになるんですね。

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仕事柄、Z190 / Z280 は良く使っており

そっちに体が慣れてしまってるので

 

逆向きだとちょっと操作前に考えてしまうことが多く

その点がストレスになっていました。

 

正直スチールの場合はズームレンズの向きなどは

どちらでも良いんですが、映像の場合は無意識で出来るレンズの方が良いので。

 

あとはレンズの繰り出しが少なく、ワイド側テレ側での

バランスが取りやすいと言うのも購入した理由の一つとなります。

実景映像

所感など

まず先の2本の動画ですが、こちらはα7RIIIでS-Log3で撮影し

Davinciで色を乗せたものになります。

 

ラストの鎌倉のものはα9で手持ちでザックリと撮ったものになります。

※α9はログ機能が無いので、ニュートラルで撮ったものを多少、色補正してます。

 

α7RIII は4:2:2 10bit で撮れないので

そろそろFX3かFX30かα7Ⅳあたりへの買い替えか

買い足しを検討してますが、まだ答えが出ずと言う感じです。

 

今回、そのあたりは良いとしまして

レンズとしては非常に良く出来ているのではないかと思います。

 

使ってて気になる点として、湾曲収差は結構目立つ印象はありましたが

カメラ側でレンズ補正をONにしてあげれば大丈夫でしたし

 

大きさも重さもバランス良く、ズームレンズの向きもXDCAMと同様のため

かなり好印象なレンズとなってます。

 

Art ラインではありませんが、もちろん描写も素晴らしいですしね。

 

あとこれはMFを使う人にはかなりポイント高いと思いますが

フォーカスリングのトルクが絶妙です。

 

正直スチールの場合、AFレンズのフォーカスリングの重さなんて

気にもしないと思いますし、触ってもスカスカなものが多いので

MFを使う気すらしないと思います。

 

もちろん、このレンズも主にスチール用途を考えて作られてると思いますが

動画撮影時のMFが大変しやすい仕上がりになってます。

 

体感としてはZ280みたいな感じです。

 

これは地味に嬉しいポイントでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このレンズですが、28mmスタートで問題なく

軽いF2.8通しを探してる方にはドンピシャだと思います。

 

もちろん光学性能をただただ追求するのであれば

SONY G Master か SIGMA Artラインかと思いますが

 

コスパの良さを考えると、正直、Contemporary シリーズで

必要充分ではないかとも思います。

 

過去にTamronの標準ズームを使っていたこともありましたが

個人的にはこちらの方が好みであります。

 

今後はスチール目線でどかに撮りにいこうかと思います。

 

それではまた

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