SONY α7III / α7RIII / α9 でシャッターが2回切れる現象。それチャタリングです。

こんにちは。

今回はα7III / a7RIII / α9 ユーザー向けの記事になります。

目次

ドライブモードが1枚撮影(シングル)なのに連写っぽくなる現象が発生

α7III / a7RIII をお仕事カメラのメイン機として使うようになって

1,2ヶ月くらいしてからでしょうか。

 

1回しかシャッターを切ってないのに

時たま2回シャッターが切れてしまう現象が発生するようになりました。

 

最初の頃は「たまたま」と言うか

そんなに気にしてはなかったのですが

 

更に使い続けていくうちに

90%くらいの確率で毎ショット2回切れるようになり

さすがにこれはダメだろと修理に持っていきました。

最初の頃はプロサポートの人に「何でしょうね?」言われる

時期が定かではないのですが

自分の場合、確かa7iiiを最初に導入したのが

 

2018年の4月か5月だったと思います。

 

それから1,2ヶ月で最初の修理に持ち込んでいるので

6,7月頃になると思いますが

 

当時はプロサポートでもシャッターユニットのチャタリングと言うのが

認識されてない状態でした。

 

もちろん自分もチャタリングと言う言葉すら知らなかったので

お互いに「何でしょうね。これ?」みたいな感じ。

 

とりあえず、この時は

保証期間内なのでユニット交換で対応して頂きました。

チャタリングとは?

チャタリング (英: chatteringContact bouncechatter) とは、可動接点などが接触状態になる際に、微細な非常に速い機械的振動を起こす現象のことである。原義は、そのような振動により音を立てる(英: chatter)という意味から。弱電を扱うスイッチやリレーが接続状態になる時に起こるその現象や、車両のブレーキング時などに発生する振動を指す。また離れる時もきれいに一回で離れるとは限らない。またそれによって発生する不安定な信号や、それによって引き起こされる電子機器の現象(特に、誤動作)なども指すことがある。- wikipedia より引用 –

 

そこから数ヶ月。頻繁に壊れまくる

頻繁に壊れまくる。この表現がプロ機で使われて良いのか分かりませんが

本当に頻繁に壊れまくりました。(現在もなので、「まくってます」が正解かもしれませんが)

 

どんな感じかと言うと

 

現在、α7III を 2台 , α7RIII を 1台 所有して使用しておりますが

毎月1台チャタリングを起こしておりました。

 

修理に出してるのが戻ってきたら

また別のカメラを修理に出すと言う感じ。

 

プロサポに入っているので

代替え機種は貸してもらえますが

 

これ一般会員だったらマジでたまらないなと思いました。

いきなり今回から有償修理になると言われ、文句を言ったらクレーム案件になる

α7RIII をチャタリング修理で出した時なのですが

メーカー発売日から1年経過してるので

 

無償修理ではなく有料修理になるとの電話がありました。

 

「いやいや意味分からん。と言うか窓口で言いなさいよ」

 

と、思わず電話越しに軽く怒ってしまう。

 

以下、自分の言った内容ほぼ全文。

 

「30万(円)以上してるカメラなのにそもそも1,2ヶ月でチャタリングが起こる方がおかしい。

シャッター耐久50万回と謳ってるのに、これ2,3万回程度で毎回チャタリングですよ?

こう言うのもあれですが、これってユニットそのものがリコール対象だと思うし

むしろメーカーとして公表するべきだと思うんだけど、どうですか?」

 

こんな感じで伝えたところ

 

本部(CS)に伝えさせて頂き、今回は無償で対応させて頂きますとの返事。

 

完璧、自分ウザいユーザーになってしまった!

 

プロサポの人が悪いわけじゃないのは分かっているんですけどね。

少し強く言ってしまってゴメンなさい。

ちょっと反省しております。

そこから数ヶ月。チャタリング修理が無償修理になってた!

これは今月(2019年6月)のことなのですが

 

α7III が何度目かのチャタリングを起こしたので修理に持ち込みました。

(現在はユニットのパーツが改良されたようで、少し前のように毎月壊れることはなくなりました)

 

自分「この現象って今回から有償でしたっけ?」

プロサポ「いえ。こちらは一度修理されてる方は無償です。今回初めてですか?」

 

自分「いや何回目か分からないくらい修理出してます」

プロサポ「ですよね。存じ上げてます」

 

自分「知っとるんかい!(心の声)」

 

以下、諸々お伺いして教えてくれたこと。

 

・エンジニア的に不具合はなくそうゆう仕様とのこと。

・プロの方がこんなにシャッター切るとは想定してなかった。(イベント撮影などの時などは大体1,000枚〜2,000枚程度)

・シャッター半押しを使う/使わないで多少の誤差はある。

・α7RIII などは画素数的に広告向けと想定してたが、思いのほか、営業写真分野であったり

自分のように企業向けのイベント撮影などのプロユーザーが多く使用してること。

・ファームとかではなくハード部分の問題なので、不具合(チャタリング)が起きたら持ってきてくださいとのこと。

・現状ではパーツも強化済みとのことで、対応策が無く、無償修理になっていること。

(ただこれがいつまで続くかは分からず、今後の対応は未定)

・無償修理についてはプロサポでの対応ですが、一般の方の場合は聞けなかったので分からずです。

(個人的に、これはやっぱリコールだと思うので、プロ/一般会員関係ない対処が望ましいと思う)

自分がそれでもSONYを使い続けようと思う理由

このチャタリングもそうですが

それ以外にも諸々「オイ!」と思う部分が多いのが正直なとこです。

 

特に自分の場合はFUJIFILMとのデュアルマウントなので

SONYを使った後にFUJIFILMを使うと

 

「本当にカメラを使う人のこと考えてるなぁ。それに比べてSONYは…」

 

とシミジミ思ってしまいます。

 

それでもSONYが自分の中でメインマウントになってる理由って

 

結局エンジンが凄いからに尽きるんです。

 

UIのダメさとか、チャタリング問題とか

純正ソフトの微妙さとか

 

9割くらい文句があっても

それでも出てくる画質はやっぱ凄いよねと。

 

ダイナミックレンジも広く、良くも悪くも潰しがきくカメラ。

毎回確実にヒットを打ってくれるカメラ。

(カメラマン仕事を考えると1本のホームランより、毎回確実にヒットを打ってくれるカメラの方が良いんですね)

 

カメラとしては文句はあるけど

出す画(つまり画像処理エンジン)には全く不満はなく

 

むしろカラーバランスも良いし

 

本当にデータを作るって部分での信頼はとても高いです。

 

あとSONYってビデオ事業は長いですが

 

ことスチールって部分では

まだNikon / Canon と比べると若いので

 

期待も含め今後の伸び代もおおいにあるよなと。

 

良い意味で家電メーカーと言う部分もあり

 

レフ機→ミラーレス機のゲームチャンジャーになれたメーカーだと思うので

不満と同じくらいの期待も僕は持ってるメーカーです。

 

正直、株とかも応援の意味で買おうかなと思ってるくらいですから。

チャタリングの件も含め、実は α7II を買おうとしてる件

過去にα7RIIを使用してたことがあるんです。

・[レビュー] SONY α7RII 江ノ島スナップレビュー

 

この記事の通り、結構2世代目の出す画って好きなんです。

 

そしてa7iiユーザーって自分の周りでも結構多く

「a7iiってチャタリングどう?」

と聞くと毎回言われるのが

「は?チャタリングってなに?テザー撮影か何かの一種?」

とこんな具合にそもそもチャタリングって何?って状況です。

 

確かにα7RIIを使用していた時って1回も起こってなかったですからね。

 

つまりこのチャタリングって α9 以降のユニットの問題なんだなと。

 

だとしたら、保険と言うか予備の意味も含め

2世代目のカメラを1台、所有しておきたいなと思っているしだいです。

 

現在、プロサポ経由で1台レンタルしているのですが

画素数的にカードの書き込みもそう遅くないですし

 

インターフェース以外は問題ない印象です。

 

ただ今更10万以上出して買うのは嫌なので

中古の程度が良いやつがあったら買おうかなと思っております。

 

何かと問題も多いメーカーであることは事実としてありますが

先述の通り期待も大きいので、今後も使っていこうと思っております。

 

それではまた

 

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