こんにちは。カメラマンのナガサカです。
最近、三脚をSLIKのカーボンからSIRUIのカーボンに買い替えたのですが
これが個人的に今までのベスト三脚だったので、そちらのレビューとなります。
創業は2001年(中国:中山にて)。当初は、長年の製造ノウハウを持つ写真用品メーカーとともに、高品質プロ用三脚や雲台の 開発、製造を行い、
2006年自社技術による製品開発、製造を開始し、自社ブランド『SIRUI』を確立しました。 同年、20,000平方メートルの本社工場を完成、
翌2007年にISO9001とISO14001を取得し、高品質の製品を作る工場としての国際認証を得る ことができました。SIRUIは、全ての製品において、高品質な造りで、最高のパフォーマンスを発揮しております。そして、製品の『品質』と『性能』 が評価され、
ブランドを確立し、世界中の市場で急成長を遂げています。 そして、2011年日本国内における販売を開始いたします。今日、SIRUIは、優れた開発陣と、高品質の製品を大量に作ることのできる製造設備により、完全な製品を求め、世界で最も 高品質な写真用品を
造ることができるよう日々努力しています。 「慎重に考えながらも、革新的で行動的」・・・私達の基本理念 です。人々の使い易さをベースに、
完全を求めた製品を造り、技術をより高いレベルに向上することを指命とし、 『SIRUI』を世界最高レベルの製品品質とすべく活動しています。-公式サイトより引用-
簡単に言うと中国製の三脚でして、BENROとかと
比較されることが多い、中国メーカーのひとつになります。
※ 個人的に中華三脚とか中華ストロボって言い方あんま好きじゃないんですよね。
と言うか、普通に品質良いし、そもそも、ほとんどのカメラメーカーのカメラは
Made in China ですし。
SIRUI自体はOEMで日本メーカーのものを作っていた経験があるので
かなり品質は高いです。
話を戻しまして
自分がSIRUIを知ったのは一眼ムービーの映像業者さん達経由になります。
ちょっと前までマンフロットの自立式一脚が主流だったと思うのですが
ここ2,3年でSIRUIがメインになってる業者さんが増え
皆さん声を揃えて「これは良い!」と言うので
とても気になっているメーカーでした。
これはこれでいつか欲しいです。
袋から出した状態。
見ての通り、最近流行りの脚を逆方向に折りたためるタイプで
非常にコンパクトになります。
三脚ケースにいれるとこの感じ。
取り出してみる。
コンパクトで良いですね。
EV含め目一杯に伸ばしてみました。
この状態で1785mmになります。
ちなみにEVを伸ばさない場合は
1520mm です。
これ自体、単品でも販売してるので
かなり満足度の高い雲台であります。
パン棒のタイプより
こうゆうボール雲台の方が自分が好きなんですよね。
あとこの雲台、レバーの効き具合がとても絶妙で
止まって欲しいとこで、しっかりと固定してくれます。
(当たり前のように聞こえるかもですが、これ雲台でとても大事です。
微妙に意図した画角とずれるとか、あるあるなので)
水平だけでなく、垂直方向にも水準器が搭載されております。
中々ポイント高いです。
HAKUBAのよくある小型雲台との比較。
出来の比較と言うより大きさ比較です。
これも最近の三脚の傾向ではありますが
一本取り外して一脚に出来ます。
(付属のパーツを使用、雲台はそのまま併用)
赤枠で囲ってた部分がそのまま一脚使用出来る感じです。
・EVを伸ばした状態で1800前後の三脚が欲しかった。(こちらの三脚は1785mm。2000mmまではいらない)
・大型の三脚は持ち運びの時点で嫌になるので、高さはあってもそもそも候補外。
・アルミは重いので候補外。
・カーボン必須。
・出張にも持っていくので脚を逆に折れるコンパクトタイプが良かった。
・一脚にも出来るタイプを探していた。(この三脚のお陰で所有していた一脚は友人にあげました。← 断捨離)
・無駄に三脚が3本くらいあるのですが、これ買ったら全部、断捨離出来るなと思った。
とこんな感じで見事に全てをクリアにしてくれる三脚でした。
カーボンで4段だと多少撓むこともあるかと思いましたが
そもそもカメラがレフ機からミラーレス機に移行してることもあり
自分の中でアルミの重くて大きい三脚って
もう必要なくなっておりました。
(強風の中とかで使用する場合はアンカーとか必要ですが)
あと先述した部分にもありますが
折りたたんで出張にも持っていけ、尚且つ高さが1800mmくらいあるので
かなり使用頻度があるだろうなと言うのと
これ一本で○○用と何本も所有しなくて済むのが良いなと。
あと雲台の質もかなり良いので
そこもポイント高いですね。
大事に使っていこうと思います。
それではまた