こんにちは。
今回は Carl Zeiss Makro-Planar 50mm F2 ZF を使用し
SONY / FUJIFILM それぞれでの写り方の比較をしようと思います。
(※上記の写真ではa7Riiiにマクロプラナーが付いてますが、撮影はa7iiiで行いました)
基本的な撮影設定
使用カメラ
SONY a7iii / FUJIFILM X-T2
※焦点距離を合わせるため、a7iiiの方はクロップモード(APS-C)を使用。
使用レンズ
Carl Zeiss Makro-planar 50mm F2 ZF
露出/ホワイトバランス
ISO 800 (※白いマグカップのみ500)
絞り F5.6 , シャッタースピード 1/30
ホワイトバランス 5000K
ストロボ
Godox TT685
光量 1/8
現像処理
jpg撮って出し、photoshopでリサイズ。
SONY / FUJIFILM テキストで文字入れのみ。
それでは見ていきましょう!
撮影サンプルNO.1 / MAMIYA 35 フィルムカメラ
撮影サンプルNO.2 / SONY RX100m3
撮影サンプルNO.3 / マグカップ
撮影サンプルNO.4 / レンズ
とりあえずの感想。
もっと良い撮影サンプルはないのか!!
断捨離をしすぎてしまい、正直、家の中で撮れる小物的な物がリアルに皆無なので
とりあえずこの4点になりました。
これは自分の中では分かっていたことだったのですが
やはりFUJIFILMのホワイトバランスって
グリーン&シアン系に若干、転んでいるんですよね。
風景などで緑や空の色がやけに良いのはこのお陰ですね。
ただ白バックで人物撮影の場合、若干困るレベルです(でした)。
後処理で補正は効く範囲ではありますが…
X-T3になり、もしかしたら改善されてる可能性はありますが
多分、傾向としては同じような気がしております。
あとは全体的にFUJIの方が
黒が潰れ気味ですね。
ただこれは自分の設定もありまして
FUJIFILMの場合、標準のシャドーが±0のままだと
黒がゆる過ぎる感があり
少し締めるためにデフォルトで+1に振っています。
ですが、こう見ると効きすぎかなとも感じますね。
ここは撮影対象によって今後変えていこうと思います。
次に一部等倍で見てみたいと思います。
これはFUJIFILMと言うかツァイスが凄いと思いました。
と言うか若干SONYの方がピントが後ピンになってますね。
(左側の16もしくは赤文字Aのとこにいってました。すいません。)
ただこの感じが分かったのが一番の収穫だったかもしれません。
と言いますのも以前にも書きましたが
自分がFUJIFILMをあまり使わなくなった理由として
レンズの解像度不足によるもので
これがツァイスのレンズを使うことで良い按配に解決出き
尚且つ、ポートレイトなどの撮影に使用していきたいと思った点にあります。
補足
レンズの解像度ですが、FUJIの場合、ゴールをPC等倍鑑賞ではなく
プリントした時の質感であったり、全体で写真として鑑賞した時の印象に置いているので
PC等倍鑑賞でカリカリ&ガリガリと言う方向性ではないと言うことです。
ただ仕事と言う面で言うと、どのクライアントさんデザイナーさんも
PC等倍鑑賞というのが前提としてあり、
両方提出すると解像重視のSONYの方が好まれる傾向が
お仕事上だと多い印象です。
※ 追記 スナップしてきました!
[レビュー] FUJIFILM X-T3 & Carl Zeiss Makro Planar 50mm F2 ZF
[レビュー] SONY a7Riii & Carl Zeiss Makro Planar 50mm F2 ZF