[雑記] 適正価格の重要性について考えさせられた話。

こんにちは。

今回は少しお金とお仕事の話となります。

 

と言いますのも、最近カメラの調子が悪かったので

SONYのプロサポート経由で修理に出しました。

自分の使っているa7M3と言うカメラは発売されてから

まだ一年未満なので、プロ会員であろうが無かろうが

 

保証期間内の無償修理になるのですが

明細を見て少し疑問に思いました。

 

これ実際の明細になります。

 

見て頂きたいのは技術料の部分です。

¥19,000

 

これ結論から言うと相当高いです。

以前、修理に出した友人が「ぼったくりレベル」と毒吐いてましたが

 

そう言われてもしょうがない金額です。

 

NPS(Nikonプロサービス)でもFPS(富士フィルムプロサービス)でも

技術料って¥8,000〜¥10,000程度のものですし

 

そのくらいが妥当だと思います。

 

もちろんこれはプロサポートに「ちょっと高すぎる」と連絡しましたが

多分、改善はないだろうなと思います。

 

今回は無償でしたので良いと言ってしまえば良いのですが

ちょっと考えさせられる値段だなと思いました。

 

と言いますのも(ここからは修理の話ではなく、仕事の話になります)

 

数ヶ月前にとある会社さんの広報誌の撮影をさせて頂きました。

 

撮影内容としては、2名の対談風景、インタビューカット(ソロでそれぞれ)、

ポートレイト(ソロでそれぞれ)。

 

今までは制作会社に出していたみたいなのですが

金額の面で折り合いがつかず

 

知り合いの方からご紹介頂き、ホームページ経由で

お仕事をさせて頂きました。

 

自分の場合、こちらのホームページにも記載している通り

2時間 で ¥30,000 から撮影を承っています。

(もちろん内容によっては前後します)

 

今回、交通費など諸経費込みで

¥35,000でお請けした仕事になるのですが

 

その内訳は下記の通りになります。

 

・撮影日の日当(現場までの交通費込み) / ¥10,000

・撮影技術料(機材費込み) / ¥10,000

・レタッチ及び印刷データ作成費 / ¥10,000

(RAWデータからの現像 , レタッチ , CSシート, jpg , tiff , 入稿用epsデータ作成含む)

 

残りの¥5,000は先方都合で、時間が延長してしまったので

 

その延長料金としてお支払い頂いた金額になります。

(こちらからの請求ではなく、先方のご厚意によるものです)

 

クライアントさんに今回、何故自分のとこに発注をしてくださったのか

お伺いしたところ

 

金額が明瞭だったので信頼出来、適正価格だと思ったから

と言う言葉を頂きました。

 

ちなみにこの手の撮影で制作会社に出すと

¥200,000〜¥300,000程度になります。

 

制作会社から請けてる仕事も多数あるので

あまり悪口は言えないのですが

 

ライター代、カメラマン代、デザイナー代、ディレクション(ディレクター)代、

ページ校正込みだと、大体このくらいがどこも相場になるんですね。

 

※印刷込みなどでまた変わってきます。

 

今回のクライアントさんの場合、ライターは使わず

広報部の社員がディレクションとライターを兼務で

 

撮影だけお願いしたいと言う案件だったわけです。

 

クライアントさんが以前にお願いしていた

制作会社さんの見積もりの内訳が

 

制作費 ¥300,000 みたいなザックリとしたものだったようで

不満に思われていたみたいでした。

 

自分のカメラ修理における技術料 ¥19,000 に少し

懐疑的になるのと同じ心理ですよね。

 

こうゆうのって実際自分が客側にならないと

気付けない部分でもあるので

 

気を付けていかないとなと思う部分でもありました。

 

あと多分、一般の方などで

 

「このカメラマンは2時間で¥30,000もとるのか!」

 

と思う方も中にはいるかと思いますが

これ結構安い方です。

 

自分で言うのもあれですが

安いと思います 笑

 

あまり自分を安売りして、安請け合いする気はないのですが

逆に内容より高い金額を請求するのも嫌な性格なので

 

お互い気持ちよく仕事が出来るように

適正価格をいつも意識しています。

 

以前は安売りして、安請け合いをしてた時期もありましたし

そうゆうフリーランスを見ることもありますが

 

正直良くないです。

 

消耗するだけですし

自分のためにもクライアントのためにもなってないんで。

 

そこら辺のことも今度書いていきますね。

 

それではまた


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