こんにちは。カメラマンのナガサカです。
先日、お仕事で FUJIFILM X-T3 が必要となりFPS(FUJIFILMのプロサポート)経由で
お借りしました。
X-T2同様、良いカメラです。
お仕事の写真は著作権などの関係でアップ出来ないので
スナップしてきたものをこちらにはアップしようと思います。
レンズとの組み合わせですが、最近とても出番の多い Carl Zeiss Makro Planar 50mm F2 ZF 。
このマクロプラナー本当良いレンズ。
大好きです。
今回の写真ですが、レンズとボディーの特性が分かりやすいように
JPG撮って出しのノーレタッチになります。(クレジット入れとweb用にリサイズのみ)
X-T3の設定はフラットでなく
シャドー+1/ハイライト+1/カラー+2/シャープ+1
にしております。
フィルムシュミレーションはプロビアです。
なのでチューニングとしては
プロビアのフラットと比べると若干コントラスト詰め気味で
ベルビアまで行かないけど、これまた若干彩度上げ気味って感じになります。
それでは行ってみましょう!
いかがでしたでしょうか?
主観で書かせて頂きますと
X-T3になり、若干X-T2より解像度は上がってると思うのですが
ボディ側と言うより、マクロプラナーの解像度とコントラストの高さが
非常に心地良いなと。
FUJI純正のレンズって解像志向ではないので
等倍で見てると「うーん」となる部分もあったのですが
プラナーで撮ると、凄い良い按配ですね。
SONYとツァイスだと解像志向なのでバキバキですが
FUJIとツァイスだとパキっとするくらいと言うか
心地良い按配になってくれてるなと感じます。
そしてプラナーとFUJIの組み合わせで出る色がとても良いですね。
このプラナーのお陰で仕事でFUJIFILMを使う機会が増えそうです。
補足
解像度についてですが
プリントで見る場合、FUJIの画は物凄い良いです。
これはFUJIも公言してるのですが
画作りのゴールをプリントに置いており
PC等倍鑑賞に重点を置いてないと言う意味です。
右が所有してるX-T2で左がレンタルしたX-T3になります。
スペック的な比較はしてる方が沢山居るので
そうゆう数字上の部分ははぶかせて頂いて使ってみた体感で書かせて頂きます。
まずグリップですが、X-T2と比べて若干深くなってますが
やっぱり持ちにくいですね。
X-T2を使用する時は、いつもこのグリップをつけていますが
これ後付けではなく、デフォルトでこの深さにして欲しいなと。
X-H1は本当に持ちやすいので
そこに合わせて欲しいなって思います。
操作性ですが、X-T2ユーザーなら
問題なく、すんなりと使えると思います。
インターフェースもX-T2とほぼ同様で
細かなチューンアップが幾つかされてるくらいです。
タッチパネルはありましたが
基本使用しないのでOFFに。
あとX-T3しかない部分で
GFXなどに搭載されてるカラークロームエフェクト。
これは良いですね。
ファームアップでX-T2にも付けて欲しい。
エンジンは刷新されていると思いますが
基本的な色再現の仕方はX-T2と同様の感じ。
買い足しを検討してましたが
使った感じ、X-T2ユーザーなら必要ないかなと素直に思いました。
X-T1ユーザーは多分、超スゲーって感じると思いますが
X-T2からの比較だと、現状買い足しはなくても大丈夫かなと感じております。
AFなどの速度は確かに上がってるし
低照度のAF合致も上がってたと思いますが
買うならX-H2まで待とうかなと。
SONY a7iii を使っていて思うのが
ボディ内手振れ補正の恩恵が本当にありがたいなって部分なんです。
そしてFUJIを使う場合、レンズはFUJIのレンズではなく
ツァイスでMF。もちろんレンズ手振れ補正はない。
そう考えるとボディ内手振れ補正がある
Hシリーズの方が、良いかなと感じてます。
そしてインターフェースであったり
操作性って部分はFUJIはやっぱ使いやすい。
これ本当SONYは見習って欲しいです。笑
何はともあれFUJIFILMとツァイスの組み合わせは
めっちゃ良いというのが分かったので
今後、この組み合わせでの撮影も増えるでしょうね。
楽しみが増えました。
それではまた